2人目出産時の目標は「頑張らない」でした。




初めての妊娠・出産時、

いろいろな情報誌を読みあさり、

疑問があれば検索し、

赤ちゃんや身体、出産に良いと言われていることを試していたのでした。

・赤ちゃんの先天性奇形の予防ために、妊娠希望の3ヶ月前から葉酸サプリを摂取
・妊娠9ヶ月から安産のためにラズベリーリーフティーを飲む
ノンカフェインを徹底する
会陰切開しないで済むように、会陰の伸びがよくなるストレッチ
・母乳が出やすくなるストレッチ
・正産期に入ったら、早く産みたいのでウォーキング、雑巾掛け
・赤ちゃんが産まれたら、母乳の出が良くなるハーブティーを飲む

上記のようなことを実践していたのですが…
息子が産まれたのは予定日の3日前。

なかなかお産につながる陣痛にならなかった。(微弱陣痛)

会陰切開もした。

母乳はあまり出ずにほぼミルク育児。

「結構いろいろ頑張ったんだけどな・・」と、
頑張りの割に報われなかったことにショックを感じていました。

また、直感だけど、
頑張っても頑張らなくても一緒な気がする。

なんだかそう思い、
「次はそんなに頑張らないでおこう。」
と決めたのでした。

そして迎えた、2人目の妊娠・出産。

やったことと言えば、

葉酸サプリメントを飲む
・38週からラズベリーリーフティーを1日1杯飲む
くらい。

だけど、
娘が産まれたのは予定日の6日前。

病院に着いて4時間で産まれた。しかも超安産。

息子の時とお産の方法が違ったので、会陰は3ヶ所裂けました。

母乳は息子の時よりも出が良い。
というような結果に。

私は後陣痛がきついタイプなのですが、1人目の時は

これも母の試練。耐えねば・・・

と痛みに耐え、出産後の夜は一睡もできませんでした。

翌朝から母子同室。

助産師さんに、「赤ちゃん預かってください」と言える雰囲気の産院ではない。

「後陣痛が辛くて・・・」
と助産師さんに伝えてみるものの、

「後陣痛は痛いからね〜」で流されて終わり。

お昼に眠ろうとするも、検温やお世話の指導、こまめに部屋のナースコールが鳴り覚醒。

横になっても寝なきゃと焦るばかりで、入眠することができない。

入院中、全然眠れなくてボロボロになり退院しました。

1人目出産後の入院はそれはそれは辛かったので、次はきちんと寝れるように段取りを立てよう。
と反省しました。

2人目はお昼に産まれたこともあり、
出産直後の興奮状態の間は、出産報告の準備。
(文面は事前に作成済みだったので、連絡先と文面の最終チェック)

家族や旦那が病院に到着して、産まれたよーと談笑。

息子へのフォロー。

なんやかんや終わったら、
夜寝るために、アドレナリン出まくりの興奮を落ち着かせようと日中穏やかに過ごしていました。

気持ちは落ち着かせることができたのですが、
チクチクチク…

とやはり眠れないぐらいの後陣痛が始まりました。

しばらく耐えてみたけど、これは絶対寝れない!
そう判断し、ナースコール。

「後陣痛が痛くて・・・」

「後腹が痛いの?痛み止め持ってこようか?」

「いいんですか?」

「そんなの我慢するだけムダよ〜
まずは体力回復しないと。
これで効かなかったら、もう少し強いのにするから、また言ってね」

この産院に変えてよかった。

これ以前にもそう思うような出来事がたくさんあったのですが、改めてそう感じました。

助産師さんが皆、優しくて心に寄り添ってくれる感じの方なのです。

頂いた痛み止めをすぐに服用し、その日は就寝しました。

痛くて途中、目が覚めたけど、少しでも眠ることができてホッとしました。

翌日から母子同室になり、久しぶりの新生児のお世話。

抱っこや授乳のやり方を忘れていて、
「本当に2人目かしら?」と言われる場面もあったけど、徐々に感覚を思い出してきました。

そして、出産翌日の夜。
出産の疲労が抜けておらず、まだ寝たほうが母乳もよく出る気がする。

そう思ったので、助産師さんに、
「今夜は新生児室で預かってもらってもよろしいですか?」
と伝えたところ、

「大丈夫?疲れてるかな?
ゆっくり休んで体力回復させてね。」

と優しいお言葉が…

この産院に変えてよかった。(2回目)

安心して個室へ帰り、
明日から夜も母子同室で頻回授乳頑張ろう!
と心に誓い、就寝したのでした。

痛み止めも強いものに変えてもらっていたので、
その日はぐっすりと眠ることができて、
翌日にだいぶ体調が回復していることを実感しました。

きちんと寝たからか、母乳の出もまぁまぁでした。
「母乳だけでいけるぐらい出てるわね〜」
とおっぱいマッサージの時に言われることもしばしば。

母乳は出ていたようですが、
うまく飲むことができなかったようで、娘の体重は減っていくばかり。

2600gと小さく産まれたので、まずは大きくすることが先決。とすぐにミルクとの混合にしたのでした。

完全母乳育児の風潮がやたらと高い昨今
1人目の時はそれを真に受けて、ミルクは悪。

あまりおっぱいが出なくてごめんね。
と息子に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

左右15分ずつ授乳をした後に糖水を飲ませる。
と授乳指導を受けていたので、15分ずつおっぱいをあげようとするのだけど、
おっぱいをしている途中で赤ちゃんが寝てしまう。

なんとか起こそうとしてみるけど、起きない。

左右15分ずつの授乳に1時間半かかることもありました。

そしてその後、糖水を飲ませて、哺乳瓶を洗ってミルトンにつける。

一回の授乳に2時間もかかる。

また1時間後にはおっぱい。

いつ寝たらいいんだろうと発狂しそうでした。

今考えたら要領が悪いことがわかるけど、
初めてのことだったので、当時は必死に言われたことを頑張っていました。

2人目では、赤ちゃんが大きくなってくれるんだったら、母乳でもミルクでもどちらでもいいや。

できたら母乳で育てたいけど、ムリをしない範囲で頑張ろうとのスタンスで臨み、
左右10分ずつのおっぱいの途中で赤ちゃんが寝てしまっても、赤ちゃんが起きてる時にたくさん吸ってもらおう。

と気持ちを切り替えて、寝ることが出来たので、身体の回復が本当に違いました。

身体が回復して、きちんと寝れて休めていたら、
こんなにも入院中の心情が違うのか。
と考えていたことを思い出します。

これは一例で、
1人目の時は他にも変に頑張っていたことが多々あり、息子が生後3ヶ月くらいになるまでは、本当にしんどかったです。

毎日疲れ果てていました。

この失敗を踏まえて、
2人目の出産後は手を抜き、頑張りすぎないことを目標に過ごしてきました。

そしたら、身体の回復も早かったし、毎日元気。

辛いと思うことは少なく、赤ちゃんかわいいわ〜と日々思えていました。

だいぶ気が早いけど、娘が出産したときには、
「頑張らなくてもいいんだよ。
ここはこうやって手を抜いたら大丈夫だから。」

と、産後の辛い時期、少しでも気が楽になるように、快適に過ごせるようにサポートしたいです。

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